「働きたいのに働けない」そんな私が選んだ道

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子どもが生まれたあと、思い通りに働けず悩んでいませんか?
私も出産前は当たり前のように働き続けるつもりでしたが、現実は大きく変わりました。
今回は、子どもが生まれてからの働き方の変化について、私の体験をお話しします。

子どもが生まれて、当たり前だった働き方が変わった話

私は大学卒業後、IT企業に就職し、結婚・妊娠するまでは当たり前のように仕事を続けていました。出産後も、育児休業を終えたら職場に復帰する——そんな未来を疑うことはありませんでした。

しかし、その考えは長男の出産をきっかけに大きく変わることになります。

「普通」が一気に崩れたあの日

長男は、新生児スクリーニング検査で難聴と分かりました。
正直、最初は何が起きているのか分からず、頭が真っ白になったのを今でも覚えています。

そこからは、病院や支援センター、聾学校など、さまざまな場所に通う日々が始まりました。
初めての育児だけでも精いっぱいなのに、

「ちゃんと育てられるだろうか」
「この子の将来はどうなるんだろう」

そんな不安が何度も頭をよぎりました。

働きたくても、働けない現実

専門の方からは、早い段階での支援や訓練が大切だと教えていただきました。
そのためには継続して通う必要がありましたが、同時に職場復帰の時期も迫っていました。

「仕事に戻りたい」という気持ちはありました。
けれど、支援に通う時間と仕事を両立するのは現実的に難しく、悩んだ末に退職という選択をしました。

本当は、もっと働きたかった。
社会とつながっていたかった。

決断したはずなのに心のどこかにモヤモヤが残っていました。

家族だからこその葛藤

夫はとても協力的で、一時的に育児休業を取って支援に同行してくれたり、家のことも積極的に担ってくれました。それでも、毎日一緒に過ごす中で、育児の考え方の違いからぶつかることも増えていきました。

「どうして分かってくれないんだろう」
「私ばかり頑張っている気がする」

そんなふうに感じてしまう日もありました。

それでも何度も話し合いながら、少しずつ家族としての形を作ってきたように思います。

今、やっと前を向けるようになった

現在、子どもたちは小学生になり、少しずつ自分の時間を持てるようになりました。
あの頃は想像もできなかった「自分のための時間」が、ようやく持てるようになったのです。

今は在宅でできる仕事に挑戦したいと思い、職業訓練でライティングを学んでいます。
あの時、一旦手放した「働くこと」に、もう一度向き合おうとしています。

同じように悩んでいる方へ

子どもが生まれると、当たり前だったことが当たり前ではなくなる瞬間があります。
思い描いていた未来と違って、戸惑ったり、不安を感じることもあると思います。

「ちゃんとできていない」と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

でも、どうか忘れないでほしいです。
その時その時で、一生懸命選んできた道は、決して間違いではないということを。

働き方も、生き方も、人それぞれです。
無理をせず、自分と家族に合ったペースで進んでいけたら、それで十分だと思います。

この経験が、同じように悩んでいる方の心を少しでも軽くできたら嬉しいです。

※この記事は、お子さんを育てるママの体験談です。